継承

金曜日の早朝に母親が亡くなり、長い週末が終わりました。

もう数年前から心の準備は出来ていたし、
自分で言うのもなんですが、遙か昔から

『 "親孝行したい時に親は無し" とならないように 』

と日々心がけていたので、出来る事はしてあげられていた(と思う)。

予定より長生き出来たので今年の桜も見れたし、
最後に一時帰宅をさせる事も出来た。

人の死は何をどうやろうと避けられるわけでもない。

母親は宗教上「他界」や「冥福」は無いのだけれど、
その命は僕が引き継いでいて、それはまた、じょにーとじょに次郎に引き継いである。

空気を読まずに走り回るチビどもは、そこに居るだけで命の継承を親族一同に示しているようで、これがなかったら自分も正直かなわんなと思った。

そんなじょにーも、ばーちゃんが入ってたはずの箱が、
火葬後に灰となって出てきたのを見ると、

「ばーちゃんは?ばーちゃんいないー。」

と、事態をある程度理解したようで相当沈んでいました。

じょにーもわかるようになりましたか...

成長したものです。

ー ー ー ー

そんな感じで次の親孝行のターゲットは親父になりました。
親戚や僕の家族が引き上げても今日は実家に残ってます。

親父が1人で遺品などの片付けをする姿を尻目にビール飲んでテレビ見てゴロゴロして

「ちょっとは手伝えバカ息子が!」

と言わせて親父の寂しさを紛らわせるという高等テクで鋭意親孝行中です。

そんな週末でしたが、明日からは平常営業で頑張ります。

※自分としては悔いはなかったのですが、親父としては、火葬後に遺品整理をしていて後から結構重要なものが見つかり、それを棺に入れられなかった事を激しく悔いてました。
火葬前には必ず遺品をひと通り確認する必要があると思いました。

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