◆ Project-2 倒立Fフォーク&Wディスク化 ヘッドライトブラケット |
2001.3.18 (Sun) |
さて、ヘッドライトだが、SPADAの場合はステムとトップブリッジの間にヘッドライトブラケットがあり、それにステーが付いてそのステーにヘッドライトとウインカーが付く構造になっている。 これを使用するとなるとステムとトップブリッジに加工が必要となって面倒な為、これを廃止してヘッドライトステーをFフォークに直付けする方式にしようと思っていた。 |
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しかし、このブラケットはフロント部に集中するハーネスやワイヤー類がハンドルを切った時にどこかに挟まったりするのを防ぐという役割を持っており、これを廃止してしまうと、どのみち代役となるステーを製作する必要に迫られる(ナイロンストラップ等でとめてしまってもよいのだが、それだと見た目があまり良く無い気がする)。 |
それともう一点。今後ヘッドライトをもう一回り大きなサイズに変更する予定なので、Fフォークに直付けするタイプだと厄介だ。大きめのヘッドライトを想定してステーを造ると、交換までの間はfig.1あるいはfig.2のような状態になってしまう。これはかっこ悪い。 | ||||
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これに対してノーマルのヘッドライトブラケットを使用すると、ノーマルのヘッドライトは勿論、大径のヘッドライトになっても、ヘッドライトブラケットとステーの間に板あるいはワッシャー等で弱冠のスペースを稼いでやるだけできれいにまとまる。 | |||||||
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fig.3 ノーマルのヘッドライトを使用した状態 |
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fig.4 ヘッドライトのサイズを大きくした場合 |
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あと、フロントフォークだけ外したい時にも少しだけ都合が良いのでヘッドライトブラケットを使う方式で作業を進める事にする。 |
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ブラケットで干渉する部分はサンダーで削り落とす。それからとりあえずステムに合わせてみた。ステムにブラケットを受ける穴がないので当然はまらない。 この時点で穴を開ける位置を適当にけがく。 |
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やはりそのままでは加工出来なかったので虚しくステムを取り外してドリルで穴を開ける。 この項目の一番上の写真を見ると、SPADAではブラケットに振動対策と思われるゴムキャップがハマっているが、諸事情によりこれは無視してブラケットが直にハマる大きさの穴をあけた。 |
本当は会社の設備を使って加工した方が精度が出るのだが、作業が進まないし会社の設備に頼り過ぎるのもどうかと思って強行。少し穴位置がずれてしまったが、なんとかごまかせた。そしてブラケットを付けてみて干渉する部分はサンダーで削る。 |
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装着。ついでにブラケットの錆を落として塗装もした。なかなか引き締まってる感じがする。 |
下の写真と合わせて見て貰うと分かりやすいが、これはハンドルとトップブリッジの間に入る部品で、SPADAにはトップブリッジにこの穴がついていたのだが、トップブリッジには既に手間がかかり過ぎてウンザリしていたので別の部品として造った。 一番大きな穴にFフォークが入り、一番小さい穴にはハンドルの位置を決定するボルトが入る。そしてその上の穴にヘッドライトブラケットが入るようになっている。 |
穴位置はトップブリッジ加工の際にトップブリッジを測定した数値を基に決定してある。フォークの入る穴とハンドルの位置決めの穴の二つの位置関係はTZRのトップブリッジと同じで、ヘッドライトブラケットが入る穴はSPADAのトップブリッジを基に決定したのだが、上手くハマらなかったのでカンで少し移動させた値で造り直した。 この部品は2mmの鉄板をレーザー加工機で切り抜き、ブレーキオイルのリザーバタンクが付く部分をプレス機を使用して曲げてある。 |
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リザーバタンクを取り付ける。これでカンペキ!っと思いきや、、、 |
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リザーバタンクに弱冠無理な力が掛かっていた為かリザーバタンクの付け根が割れた・・・。 造り直し決定(涙)。 |
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